
JR東日本アプリといえば、列車の位置が分かるアプリ…それだけだと思っていませんか?
実はそれだけではありません。混雑状況、ロッカーの空き情報、新幹線の空席確認など、知らないと損する便利機能が数多くあります。
私はリリース当初から使い続けていますが、最近は機能の進化が著しく、通勤・通学はもちろん旅行でも手放せないアプリになっています。
この記事では、元運転士の視点からアプリの仕組みから本当に使える便利機能を8つ厳選して分かりやすく解説します。
ファルコ
1970年生まれ。鉄道会社に入社し、駅員(1年)→車掌(3年)→運転士(30年)に従事。鉄道ファンだけでなく普段から電車を利用するすべての方が分かるような記事作りを心掛けています。
この記事の目次
JR東日本アプリとは?

2014年3月10日にリリースされたアプリで、現在では当たり前となった列車走行位置表示をいち早く導入しました。
当初は京浜東北線のみ対応でしたが、その後バージョンアップを繰り返し、機能の拡充、現在ではインストール数1400万件を突破しています。
①リアルタイム列車走行位置
JR東日本アプリの看板機能ともいえるのが、リアルタイムで列車の位置が分かる機能です。
多少のラグはあるものの、1分程度の遅れから反映され、非常に役立ちます。 これは指令所と連携している輸送管理システムの情報をそのまま活用しています。
また、遅れを加味した到着予想時刻も表示されます。 ただし、途中駅での停車時間、遅れの回復までは反映されないため注意が必要です。
普通電車だけでなく、新幹線や特急列車にも対応しています。
②列車ごとの詳細情報

現在では列車走行位置に加えて各列車の混雑率がリアルタイムに確認できます。
車両の空気バネにかかる圧力から、おおよその乗車人数、乗車率を計算することができます。そのデータが車両から送信される仕組みです。
グリーン車については、座席上の赤ランプ(空席)の残数から混雑状況を把握していると考えられます。
③列車遅延時のプッシュ通知機能

しかも、5分の遅れから通知設定できるのは非常に便利で、運行情報に出ないレベルの遅延にいち早く気づけます。
④Suicaの残高・履歴確認

カード式Suicaをスマートフォンにタッチすることで残高確認ができます。
しかも、残高だけでなく利用履歴まで見れる優れもの。 PASMOやICOCAなどの交通系ICカードにも対応しています。
⑤出口に近い号車案内

目的の出口に近い号車を視覚的に案内してくれる機能です。
無駄に駅を歩く必要が減り、効率的な移動、乗り換えができるようになります。
⑥コインロッカーの空き状況

ロッカーの場所だけでなく、リアルタイムの空き状況も確認できます。
電子ロッカー化により利用状況が把握できるようになり、大きな荷物を持ったまま、無駄な移動をせずに済みます。
⑦みどりの窓口の混雑状況

みどりの窓口と指定席券売機の待ち時間の目安が確認できます。
特にゴールデンウイークや年末年始などの混雑時、きっぷの購入や払い戻しの際に役立つ情報です。そもそもみどりの窓口の削減への課題も感じる部分ですね。
⑧経路検索機能
経路検索は視覚的には分かりやすいものの、正直なところ、他の乗換案内アプリの方が操作性は上です。
ただし、1つ便利な機能が隠れています。
実は新幹線や特急列車の空席状況が確認できるのです。
予約前に手軽に確認できるのは大きなメリットですね。
JR東日本アプリの改善点
機能の統一性にはまだ課題があります。
列車の混雑率や号車の案内、みどりの窓口の待ち時間の情報は路線や駅によって見れたり見れなかったりします。
また、鉄道会社ごとにアプリが分かれている点も使いづらさにつながっています。
将来的には他社線も含め、シームレスに列車の位置が確認できたりすることが期待されます。
JR東日本アプリの将来

公式情報では今後、JR東日本のエリアだけでなく、全国の運行情報が見られるようになる予定です。
また、2028年にはSuicaアプリ(仮称)が導入され、えきねっとやモバイルSuicaなどのサービスと連携予定なのでJR東日本アプリにも影響があるかもしれません。
現在も機能が増えすぎて便利な機能が埋もれている印象があります。 今後は機能の取捨選択も重要になるでしょう。
まとめ
今回はJR東日本アプリの便利な機能を中心に紹介しました。 リアルタイム列車位置や遅延通知など、実用性の高い機能が揃っています。
実際にレビューでは
App Store★4.5
Playストア★4.4
とユーザーにも非常に評価の高いアプリです。
※iPhone・Androidどちらにも対応していますのでよかったら使ってみてください。
