目次
- はじめに
- 付き合い始めから結婚まで
- 結婚生活
- 離婚原因の事件発生
- 地獄の家庭内別居生活
- 修復しようと頑張る
- 離婚が決まってから
- 離婚を繰り返さないために
- 離婚してよかったこと
- 再婚か一生独り身か
- さいごに
はじめに
今回は珍しく自分のことを話していこうと思います。
当ブログのタイトルになってるように私はバツイチです。
25歳で結婚をし、子供はなしで4年ほどの結婚生活を送り、おおよそ5年前の30歳の時に独り身になりました。
離婚して感じること、よかったことなどをざっくばらんに書いていこうと思います。
付き合い始めから結婚まで
まずは付き合い始めの状況です。
元奥さんとは当時流行っていたmixiで主催された合コンで知り合いました。
お互い動物が好きというのと、私の仕事が特殊なのもあってそのことをもっと聞きたいということで次のデートをすることになりました。
その後、すぐに付き合うことになり、ごく一般的な普通の恋愛をしました。
1年ほど付き合い、同棲することになりました。
同棲する時に相手の親に挨拶にいったのですが、同棲といわず結婚しなよという感じの雰囲気でびっくりしたのですが、結局は期間を決めて同棲するということになりました。
同棲中は若干の性格の違いは感じたものの特に大きなトラブルはなく1年同棲した後、結婚することにしました。
結婚生活
元奥さんは医療事務ということで朝から晩まで働いていました。
私の仕事は特殊なのもあって勤務時間自体は元奥さんよりは短めでした。
これがまずは元奥さんの不満だったようです。
心身共に疲れる仕事なので時間は短くてもきついのですが、元奥さんからは楽な仕事してって感じで見られていたと思います。
家事は分担してやっていたのですが、ここでぶつかります。
私と元奥さんの大きな違いは細かさ!
私はズボラで大雑把、元奥さんは堅実で細かい。
なので家事をやると洗濯物の干し方、水道やガスの使い方、電気の使い方など全てが違いました。
特に電気の使い方は待機電力が無駄ということで出かける時は必ずテレビなどもコンセントを全て抜いてないと怒られました。
私もできる限り協力はしようとしていたのですが、忘れたりやり方が間違ってたりと元奥さんが満足なようにはできませんでした。
元奥さんは元々堅実な性格でしたが、結婚して家計を任されてからは意識が更に強くなりました。
そこで元奥さんは仕事をこなしながらほとんどの家事をやるようになります。
自分のやり方で自分がやった方が不満がなくストレスがたまらないということでした。
しかし、やはり仕事をしながら家事をこなすのは私はあまり気づけなかったのですが限界に近づいていたのでした。
それでも私はできる限り、不満のたまりにくいやり方の差が出にくい家事については協力しようとはしていました。
その間、元奥さんはある目標をつくり頑張っていたようです。
それは子供をつくること。
子供をつくるのを夢見てひたすら頑張っていたそうです。
元奥さんは顔にも声にも出さない我慢強い性格なので私にはそれを伝えず頑張っていたのです。
離婚原因の事件発生
そんな子供を作りたいという目標をもって頑張ってるのも知らずに私は子作りをしたいと言われた時に少し先延ばしにするような発言をしてしまいました。
何て発言をしたかまでは明確には覚えていないのですが、子供を作りたくないわけではなくてただ単純にその日疲れてたから先延ばしにしたような感じだったと思います。
しかし、その日を境に元奥さんの態度は一変しました。
今まで頑張ってた分が爆発したのです。
その時にはもう遅かったみたいです。
爆発した後、話し合ったりもしました。
悪気はなかったことも伝えたのですか、それはわかっているけど許せないということでした。
そこからは家庭内別居のような状況になります。
地獄のような家庭内別居生活
帰っても目も合わせてくれない、笑ってくれない、そんな無表情の元奥さんを見てるのはとても辛かったです。
ご飯は作ってくれたりはするのですが、義務的でご飯を食べたらそれぞれの部屋に行くというのが習慣になりました。
もちろん寝るのも違う部屋です。
ほんと何のために結婚しているんだろう?と疑問に思うような生活が続きました。
そのため、家にいる時間は心が安まらず、仕事や友達と遊んでる時間がとても楽でした。
家にできるだけ帰りたくない、自分が家にいる時は元奥さんが帰ってきてほしくないと感じるようになっていました。
家が近づくにつれて暗い気分になったり、元奥さんが帰ってくる時はドアノブの音にビクッとするほどの精神状態になっていました。
修復しようと頑張る
お互いこのような状態ではまずいとは感じていたと思います。
話し合いをして、とにかく一緒に出かけたりして二人の時間をつくろうということになりました。
旅行などにも行きましたが、無理をしてお互い楽しんでいるフリをしていたと思います。
このように修復しようと繰り返し話し合いをし、最終的にはあと半年ほど頑張ってだめなら離婚しようという結論に至りました。
そこからはお互いの親も交えて相談したり、修復できるようにみんな頑張ったと思います。
しかし、修復ならず。
仕方なく離婚するという道を選ぶことにしました。
この修復しようと頑張ってる期間から離婚するまでが一番辛かったです。
離婚は簡単にできるものでもないし、結婚の100倍大変というのは本当です。
相手の親にも良くしてもらったし、このような結果にはしたくなかったというのが本音です。
離婚が決まってから
そこからは本当に早かったです。
離婚が決まってからは肩の荷がおりたからなのかとても楽になったのは覚えています。
引っ越しなどが決まり、離婚が現実だと感じた頃、元奥さんへの感謝の気持ちが大きくなりました。
今まで迷惑かけてごめん、いろいろ家庭のことを思ってやってくれてありがとう、こういう結果になってしまったけどこれから元奥さんの幸せを願ってるよ、そんな気持ちを手紙にして最後渡しました。
その後、元奥さんからメールが送られてきて、手紙ありがとう、私も同じ気持ちだよ。という内容でした。
それが元奥さんとの最後の連絡でした。
離婚を繰り返さないために
離婚の原因についてこれだ、というのを断定するのは難しいですが、きちんと普段からコミュニケーションを取れてなかったというのは大きいですね。
普段から小さな不満をお互いぶつけながら歩み寄れていれば結果は違かったかもしれません。
それと性格の不一致もあります。
やはり大雑把な人と細かい人が自分の価値観を相手に求めるとうまくいきません。
元奥さんは非常によくできた完璧な奥さんだったと思います。
しかし完璧である故に何も反論できず、私も窮屈ではありました。
完璧にできる人からとってみれば大雑把な人の気持ちなんてわからないと思いますしね。
大雑把で暮らしてきた私はある程度頑張っても完璧な人の足元にも及ばないのです。
なのでお互いの個性を理解した上である程度の諦めと歩み寄りが大事なんだなと感じました。
もちろん、細かいのが不正解、大雑把が正解とかそういうことではないですが、私は細かくてそれを求める方はもう選ばないと思います。
もちろん自分を変えるのも大切だと思います。
私はずっと実家暮らしだったので親に甘えて家事の大変さなどを知りませんでした。
なので今は実家に戻らず、一人暮らしをしています。
一人暮らしをするとたくさんの気づきがありました。
定期的になくなる消耗品の買い物、食材の買い方・使い方、節約などきちんと考え、自立心を持ってやらなければなりません。
このような自立心が結婚していた時に欠けていて元奥さんに苦労をかけていたんだなと改めて実感しました。
離婚してよかったこと
私の場合、子供もいなかったため、それはよかったと思います。
結婚している間、本当に窮屈で心が安まらない日々が続いていたため、離婚後は開放感がすごかったです。
自由って素晴らしい!って思いました。
こう思うってことはもしかしたら私は結婚に向いてないのかもしれませんね。
1年ほどは友達と好き放題に遊んだり趣味に没頭したりしました。
結婚してから気づいたのですが、私は結婚前に遊び足りてなかったんだなと感じました。
そんな気づきと離婚した開放感でさまざまなことにアクティブに行動するようになりました。
今までよりさまざまなことに参加をし、人との交流が増えました。
前なら考えられないようなスポーツのサークルや街コンなどにも参加をして性格も社交的になったと思います。
そのようなものに参加することでたくさんの異性と知り合ったり、恋愛する機会も増えました。
もちろん、一途なので二股とかはやりませんし一点集中ですよ(笑)
趣味も楽しみ、恋愛も楽しみ、今まで以上に人生が楽しくなりました。
再婚か一生独り身か
恋愛しているとときめきなどは感じるのですが、バツイチになった経験からか結婚に対する憧れはほとんどありません。
でも好きな人と長い時間一緒にいたいとか子供がほしいとかそういう気持ちは変わりません。
特に同期にどんどん子供が産まれ、父親をやっている姿を見ると自分はこんなままでいいのか、父親に自分もなってみたいという気持ちが大きくなっています。
年齢も40歳間近、あと何年かすればおじさん扱いで誰も寄りつかなくなるかもしれません…
今彼女がいるのでその人とはもちろん結婚を考えてお付き合いしています。
トラウマもあり、すぐには判断できませんが出きるだけ早く判断したいと思っています。
趣味や恋愛も十分楽しみ、結婚したいという気持ちが年々増えているように感じます。
さいごに
このように長々と書いてきましたが、私は離婚という経験があったからこそ大きくなれたし、生き方や考え方も変わりました。
離婚は悲しいものだし辛いものだけど離婚をしたことを後悔はしてません。
あんな辛い地獄のようなお互いにとって意味のない生活をしていてもなんのプラスにはなりませんからね。
お互いにとってプラスになっていくために選んだ道が離婚ということです。
本当に長々と私事を申し訳ありません。
結婚生活や離婚でいろいろ悩んでる方の参考に少しでもなったら嬉しいです。