電車の運転士の年収:元電車の運転士が徹底的に解説

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電車運転士の年収

今回は電車の運転士の給料、年収についてお話しします。

どんな仕事でもやはり給料がどうなっているかって気になりますよね。

私が経験した駅員や車掌と比較しながら細かくお話できればと思いますので鉄道員を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

電車の運転士の月収

基本的に鉄道会社は年功序列です。

年功序列とは年齢を重ねれれば重ねるほど基本給が上がっていく仕組みです。

私の経験上、JRや大手私鉄などの電車の運転士の月収はこのくらいではないかと推測します。

 
年齢基本給手当+残業代月収
20歳20万8万+2万30万
30歳24万8万+2万34万
40歳30万8万+2万40万
50歳36万8万+2万46万
60歳41万8万+2万51万

電車の運転士の月収の内訳

基本給

乗務しなくても必ずもらえるものでボーナスの計算の元にもなるので基本給はとても重要です。

乗務手当

これは会社によって違うと思いますが、私の会社では運転士は1日働く毎に約3000円ほど支給され、月6万ほどもらえました。

乗務手当は年齢や経験年数によっては変わらず、乗務した時間や距離に応じて支給されるものです。

深夜手当

労働基準法でも定められており、22時から5時までの間の労働時間には25%以上割り増しで給料を支払わなくてはなりません。

私は月で2万円ほどもらえてました。

残業代

電車の遅れで終業時間が遅れてしまったり、乗務以外の会議などがあると残業代が支払われます。

残業代は月1万~3万位のことが多かったです。

電車の運転士の手取り

給料から所得税、住民税、健康保険、厚生年金などが引かれます。

私の場合はざっと見て給料の25%ほどが税金などで引かれてました。

 
年齢月収税金等手取り
20歳30万7万23万
30歳34万8万26万
40歳40万10万30万
50歳46万11万35万
60歳51万13万38万

支給額でいうと高く見えるのですが、手取りで見るとかなり目減りしますね。

電車の運転士のボーナス事情

ボーナスについては会社によるのと、業績によっても大きく左右されます。

JRや大手私鉄などを見ていくとボーナスが年間で基本給3ヶ月分~6ヶ月分のところが大半です。

ただ、コロナ禍では基本給2ヶ月分ほど減らされた会社も多く、鉄道員のダメージは非常に大きいものでした。

基本給2ヶ月分というと年収でいうと40万~80万ほど減るので厳しいですね。

電車の運転士の年収

月収やボーナスなどを含めた年収、手取りを見ていきましょう。

ボーナスは5ヶ月分、税金などは25%で計算しています。

 
年齢年収税金等手取り
20歳510万127万383万
30歳578万144万434万
40歳680万170万510万
50歳782万195万587万
60歳867万216万651万

20歳でも年収510万ですから、電車の運転士の年収は平均より高いです。

乗務手当が年齢に関係なく年間約70万ほどなのでそれが大きく年収を上げています。

ただ、20歳で運転士になれる鉄道会社は少ないです。

駅員や車掌の給料と比べて電車の運転士の給料は高い

電車の運転士は適性検査を通り、たくさんの勉強をしてやっと独り立ちします。

独り立ちしてからも判断を間違えると刑事責任を問われることもあります。

駅員の給料

駅員は電車には乗らないので乗務手当がありません。

運転士の乗務手当が年間約70万円ですからその分目減りすることになります。

ただ、駅員の場合はイベント事や列車遅れの対応などで残業は乗務員と比べると多めです。

車掌の給料

乗務手当はありますが、運転士と比べると少ないです。

感覚的には半分くらいだと思います。

車掌は運転士と比べると見習いの期間が短く、必要な知識が限られているのも大きな要因だと思います。

あとがき

いかがだったでしょうか。

電車の運転士の給料についてできるだけ細かく書いてみました。

私も記事を書いていて給料について考える良いきっかけになりました。

一番に思ったのは税金って高いなぁってことです笑

電車の運転士は大変なこともたくさんありますが、給料は鉄道員の中でも高い部類に入ります。

鉄道員や電車の運転士を目指す方はこれらの情報を参考に頑張ってみてください。