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【贅沢】東海道新幹線へ完全個室を導入:料金の予想は?元電車運転士が解説

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東海道新幹線への完全個室

2024年4月17日、JR東海の社長会見にて東海道新幹線への完全個室の導入についての発表がありました。

JR東海の代表的存在である東海道新幹線がどう変わっていくのか、とても気になるところです。

元電車運転士の私が完全個室導入の概要、なぜここにきて導入するのか、どのような人が利用するのかなど、考察を含めてお話ししていきます。


ファルコ

1970年生まれ。鉄道会社に入社し、駅員(1年)→車掌(3年)→運転士(30年)に従事。鉄道ファンだけでなく普段から電車を利用するすべての方が分かるような記事作りを心掛けています。

JR東海 東海道新幹線への完全個室の導入の概要

2026年度中にN700Sの車両の一部に1編成につき2室の完全個室を導入。

設備は個室専用のWi-Fi、レッグレスト付きのリクライニングシート、個室で調整可能な照明(明るさ)、空調(風量)、放送(音量)を整備予定。

オンライン等での打ち合わせを気兼ねなくおこないたいビネジスパーソン、プライバシーを重視されるお客さまや周囲を気にせずゆっくりと寛ぎたいお客さまなど、さまざまなご利用層、ご利用シーンを想定。

現在の新幹線での個室事情

JR東海では現在、デッキの一部分にオフィスブースという簡易的な個室が導入されていますが、10分200円という料金で増収効果はほぼありません。

また、JR東日本では1両丸ごとをワーク&スタディ専用車両として開放していますが、追加料金はありません。

今回発表になった完全個室は室内が広く、設備が充実しているということで追加料金がどの程度になるのかが注目ですね。

このビジネスがうまくいけば、他のJRの新幹線にも広がっていきそうです。

なぜ東海道新幹線に完全個室を導入するのか

客単価を上げたい

東海道新幹線の利用者数はコロナ前と比べると9割ほどで推移しています。

利用者数と比例して東海道新幹線の本数を減らしたいという考えもあるでしょうが、客単価を増やして輸送力を維持したいというのが最終的なJR東海の答えみたいですね。

個室需要の増加

コロナ禍でリモート会議やテレワークなどが、当たり前になりました。

ワークスペースがあらゆる場所に設置されており、それだけ個室空間の需要も増えたのだと思われます。

東海道新幹線の完全個室の料金は?

まだ発表されていませんが、東北新幹線のグランクラスが追加料金が1万円弱なのでそれ以上であるのは確かです。

私の予想では個室が2室だけと考えると追加が3、4万円はするのではないかなと予想しています。

東海道新幹線の完全個室はどのような人が利用するのか

一番最初に私が思いつくのは芸能人の利用です。

飛行機よりも手続きが少なく、スムーズに乗れる東海道新幹線はかなりの芸能人が以前から利用しています。

しかし、グリーン車を利用しても開放的な空間であることには変わりなく、よりプライバシーを重視できる個室の導入は芸能人にとってかなりの需要があると思います。

また、国会議員の利用についてですが、無料パスについてはJR東日本のグランクラスで適用されないので、2室しか導入されない東海道新幹線の個室ではほぼ間違いなく適用外でしょう。

あとがき

今回は気になるニュース、JR東海 東海道新幹線への完全個室の導入についてお話ししました。

コロナ禍の影響でいまだ苦戦を強いられている鉄道会社ですが、客単価の向上の取り組みにより、輸送力が維持されることがすべての利用者にとって一番良い結果なのかなと私的には思います。

1編成に2室しか導入されない個室ということで、料金が気になるところですね。

ただ、18席あるグランクラスより高価なのは確実、私が利用できる日は来なそうです。