鉄道会社に入社するにあたり、有利な資格はあるのでしょうか。
元電車運転士が鉄道会社の現状から、社員に求める資格について考察してみました。
鉄道会社に入社したい方はぜひ参考にしてみてください。
ファルコ
1970年生まれ。鉄道会社に入社し、駅員(1年)→車掌(3年)→運転士(30年)に従事。鉄道ファンだけでなく普段から電車を利用するすべての方が分かるような記事作りを心掛けています。
鉄道会社に入社するのに有利な資格
英検・TOEIC
鉄道会社に入社するとインバウンドなど、外国人の対応をすることが多くあります。
しかし、英語が得意な社員はまだまだ少ないのが現状です。
英検やTOEICなどで英語力があると証明された人は鉄道会社でかなり重宝されますし、入社にも有利になるでしょう。
宅地建物取引士
いわゆる宅建です。
鉄道会社はアフターコロナということで、鉄道だけでなく不動産など他の業種での収入に重点を置き始めています。
不動産に力を入れている鉄道会社では宅建を持っていると入社は有利になるでしょう。
ITパスポート
鉄道会社でも徐々にICT化が進んでおり、社員もiPadやパソコンを利用して業務をしています。
職場に詳しい人がいるととても重宝されるものです。
情報技術系の資格を持っていると入社も有利になるでしょう。
秘書技能検定
鉄道会社は社内で完結することが多く、視野が狭くなりやすい業種です。
名刺交換の仕方がわからなかったり上司への対応など、社員の常識がないと思うこともしばしば。
このようなことから一般的な常識がある人の入社は鉄道会社には必要なのです。
まとめ
鉄道会社に入るのに有利になる資格についてお話ししました。
鉄道会社というのは保守的な考えの社員が多く、上昇志向が低めです。
そんな雰囲気を変えていきたいというのが鉄道会社の本音です。
ですから、上昇志向が強く社内の色を変えていける社員を求めています。
どのような資格でも入社の段階で持っているだけで鉄道会社では有利になると言えるでしょう。